アワシマ

アワシマとは

アワシマ(淡島)はイザナギ・イザナミによる国生みの際、ヒルコに次いで二番目に生まれた存在ですが、島として数えられませんでした。「淡島」は「泡(あわ)の島」を意味し、はかなく消えゆく泡のように実体のない存在として描かれています。後世、和歌山の淡嶋神社(加太)などで「女性守護の神」として信仰されるようになりました。

主な神話エピソード

不完全な第二の誕生

イザナギとイザナミの最初の婚儀が失敗に終わった後、手順を正して再び行ったものの、二番目の誕生も「淡島」という不完全な島として生まれました。古事記・日本書紀ではその後の記述はなく、謎めいた存在として後世の信仰者の想像を強く刺激しました。

人形供養と裁縫の神

全国の淡嶋(淡島)神社では、人形や針を奉納する習慣が古くから続いており、使い古した人形を海に流す「ひな流し」や針供養の神としても篤く信仰されています。

ご利益

  • 縫い物上達・針供養:裁縫・織物を守護する独自の神徳
  • 婦人病平癒・縁結び:女性の守護神としての加護
書籍 神社検定 公式テキスト1 神社のいろは
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