コノハナサクヤヒメ
コノハナサクヤヒメとは
コノハナサクヤヒメ(木花之佐久夜毘売)は「木の花のように咲き誇る姫」を意味する美しい女神です。天孫ニニギの妻として桜の花の神格化とも解され、全国の浅間神社で富士山の神として祀られています。夫から貞節を疑われながらも、燃え盛る産屋の中で出産することで潔白を証明した強さと美しさを兼ね備えた女神です。
主な神話エピソード
ニニギとの一夜の後
オオヤマツミの娘として天孫ニニギに見初められ結婚しましたが、一夜で身籠もったことから「本当に私の子か」とニニギに疑われました。
火中出産で潔白を証明
「神の子であれば火の中でも安産のはず」と宣言したコノハナサクヤヒメは、産屋に火を放ち、炎の中でホデリ(海幸彦)・ホスセリ・ホオリ(山幸彦)の三柱を産みました。この行為で潔白が証明され、ニニギへの強い愛情と誇り高さを示しました。
富士山の御神体
美しく勇気ある女神の象徴として富士山と結びつけられ、浅間(あさま)大神として全国2000社超の浅間神社に祀られています。
ご利益
- 縁結び:天孫との純粋な愛を体現した縁の守護
- 安産:火中で無事出産した強さの加護
- 美容:花のように美しい女神の神徳