ククノチ
ククノチとは
ククノチ(久久能智神)は、イザナギとイザナミから生まれた木の神です。「久久能智」は「木の茎・幹」を意味し、森と樹木全体の神格です。古代日本において木は建築・燃料・船舶・農具のすべてに欠かせない資源であり、ククノチはその命を体現する存在として崇められました。
主な神話エピソード
樹木の神
イザナミが亡くなった後、悲嘆にくれたイザナギの涙から生まれた神の中にも木の神が含まれており、自然界の循環と木の生命力が深く結びついています。ククノチは山の神・オオヤマツミとともに山林の資源を守護する神として、山林業や造船業に携わる人々から厚く信仰されてきました。
ご利益
- 林業守護・木材業:樹木の神としての山林と木工の加護
- 火難除け:木を燃やすことへの畏敬から生まれた火難防御の神徳