ヤソマガツヒ
ヤソマガツヒとは
ヤソマガツヒ(八十枉津日神)は、イザナギが黄泉の国から戻り禊(みそぎ)をした際に、黄泉の穢れから生まれた禍(まが)の神です。「八十枉津日」は「多くの曲がり・穢れの力」を意味し、罪・穢れ・禍の根源を体現した存在です。この神そのものを悪神として排斥するのではなく、その存在を認識することで禍を祓う対象として祀られています。
主な神話エピソード
禊から生まれた穢れの神
黄泉の汚穢を体に付けて帰ったイザナギが海で身を清めると、黄泉の穢れがヤソマガツヒとオオマガツヒとなって現れました。続いて、これらを正すために大直毘神・神直毘神が生まれました。罪と浄化の連鎖が神の誕生として描かれる、神話の核心的な場面です。
ご利益
- 厄除け・災難除け:禍の根源を神として認識し祓うことで、災いを遠ざける