オオモノヌシ
オオモノヌシとは
オオモノヌシ(大物主神)は三輪山(奈良)に鎮座する神で、オオクニヌシの「和魂(にぎみたま)」とされています。国作りの途中でオオクニヌシの前に海を照らして現れ、三輪山に祀るよう求めました。大和国の守護神として、古代から朝廷に最重視されてきた神です。
主な神話エピソード
三輪山への鎮座
スクナビコナが去って途方に暮れるオオクニヌシの前に、海を照らす不思議な光とともにオオモノヌシが現れました。「私を大和の青垣の山(三輪山)に斎き祀れば国作りを助ける」と告げ、以来三輪山が御神体(本殿なし)の大神神社として祀られています。
ヤマトタケルの先祖
オオモノヌシが人間の女性・ヤマトトトヒモモソヒメと結婚した際の蛇の正体エピソードは有名で、三輪山信仰の起源とされています。また崇神天皇の時代に疫病が広まった際、夢告によってオオモノヌシを正しく祀ることで収まったと伝えられています。
ご利益
- 縁結び:出雲の縁結び信仰と三輪山の地縁が結びつく守護
- 医薬・商売繁盛:スクナビコナとともに国を整えた技術神の加護
- 国家安泰:古代朝廷最重要の守護神