スクナビコナ

スクナビコナとは

スクナビコナ(少名毘古那神)はカミムスビの息子で、粟の茎に弾かれて海を渡ってきたという非常に小さな神です。オオクニヌシとともに国土を開発し、農業・医薬・温泉・酒造を人々に授けた知恵と技術の神です。国作りが完成した後、常世の国(とこよのくに)へと去っていきました。

主な神話エピソード

オオクニヌシとの出会い

海から粟の茎の舟に乗り、ガガイモ(蛾々芋)の葉で作った衣をまとって漂着した小人のような神がスクナビコナでした。はじめは誰かわからなかったものの、カミムスビの神に照らし合わせて確認されました。以来オオクニヌシの名パートナーとして国作りに邁進しました。

医薬・温泉の整備

二柱は国中を巡って農業の方法を広め、病気を癒す呪い(まじない)や薬草の知識を人々に伝え、温泉の効能を教えました。日本各地の温泉地では今もスクナビコナが湯の神として祀られています。

常世の国への旅立ち

国作りが完成に近づいたとき、スクナビコナは突然「常世の国」へ渡って去ってしまいました。これによりオオクニヌシは途方に暮れますが、海を照らす光の中からオオモノヌシ(大物主神)が現れ、国作りの完成を助けました。

ご利益

  • 医療・温泉:医薬と温泉の守護神
  • 酒造・農業:人々の生活を支える技術の神
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