ツクヨミ

ツクヨミとは

ツクヨミ(月読命)はイザナギの右目を洗った際に生まれた月の神で、アマテラス・スサノオとともに三貴子のひとりです。「月読」は「月を読む(暦を司る)」を意味し、農耕の季節や潮の満ち引きを司る重要な神格です。現在、アマテラスと「昼と夜」に分かれているのは、ツクヨミが犯したある出来事が原因とされています。

主な神話エピソード

三貴子の誕生

黄泉から戻り禊をするイザナギが右目を洗うと月の神・ツクヨミが生まれました。アマテラスが高天原を、スサノオが海原を治めるように命じられる一方、ツクヨミは「夜の食国(よるのおすくに)」を統治するよう命じられました。

ウケモチとの争い

アマテラスの使者として食物の女神・ウケモチ(保食神)を訪ねたツクヨミは、ウケモチが口から食物を取り出してもてなす様子を「穢れた」と怒り、ウケモチを斬り殺してしまいました。これを聞いたアマテラスは怒り、「ツクヨミと顔を合わせたくない」と宣言したため、以来太陽と月は昼と夜に分かれたとされます。

ご利益

  • 農業:月の満ち欠けによる農事暦の管理
  • 安産:満ちた月に象徴される生命誕生の加護
  • 海上安全:潮の満ち引きを司る月の守護
書籍 神社検定 公式テキスト1 神社のいろは
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